お正月休み後半。新潟〜東京〜静岡と移動しっぱなしの冬休みでしたが、最後にもう一滑りしたくなり、上りの帰省ラッシュの関越道を横目に、ガラガラの下り車線で再び新潟へ。
この日はソロだったので、どこに行こうか迷ったのですが、八海山でバックカントリーツアーが始まったことを思い出し、前日ではありましたがツアーを開催している「TRIFORCE」さんに電話してみると快くOK。聞けば今シーズン初開催とのこと。そんなわけで「八海山BCガイドツアー」に参加してきました。
集合時間は9時半。ゴンドラ開始は8時半なので、1時間程度時間があるので1便に乗って足慣らし。前日は2cm程度の降雪だったようで、パウダーはほとんどなく修行モード。八海山の斜度のあるバーンはホントに手強い。軽く2本流して足慣らし完了。
ゲレンデがいまいちだったので、BCエリアは大丈夫かなと思いきや、こちらはパウダー天国でした。
どんな様子だったかは、映像をチェック！
今年もアクションカム（HDR-AS100V）で撮影してます。新しい「HDR-AZ1」は買ってませんよ。
ツアーの流れを少々記載しますね。
ビーコン、ゾンデ、シャベルは、ツアー代+1000円でレンタルできるので、BC道具を持ってなくてもOK。
リュックは不要で、ツアー参加者は全員ノースフェースのPOWDER GUIDE VESTを借してくれて、これがツアー参加のゼッケン代わりになってます。
このベスト、中々いいですね。かなり現場で考えらた造りになってます。リュックだと、どうしても重心が後ろになってしまうので、ベストに一式入ると滑るときのバランスがいいです。
集合してオリエンを受け、ビーコンチェックのあとはゴンドラで山頂へ。この日は午後から気温も上がり雨っぽいので、状態のいいうちに一気に滑るとのこと。途中お腹が空いた時のために、全員にベーグルの配布がありました。
山頂駅について、少しだけ滑りゲートをくぐるとあっという間にBCエリアに！これは楽だ。
ゲレンデコンディションはいまいちでしたが、BCエリアはフワフワで最高な状態。自然と参加者の顔もニヤケます。
1本目は小刻みにストップしながら、山の地形を説明してもらい、行ってはいけない方向を確認しつつ滑ります。
オープンもツリーもいろんなラインが選べて最高！
4本目くらいで私はツリーを攻めすぎて木に衝突。被っていてよかったヘルメット。ガイドの方も「木には絶対勝てないので、ぶつかる！と思ったら転んで埋もれるほうがマシ」とアドバイスは受けたのですが、反省です。
全部で5本滑りましたので、距離にして10kmほどでしょうか。効率よくパウダーを回せるのでかなり贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
このツアーは、パウダーを滑る技術があれば、装備を揃えなくてBC経験ができるので、山遊びの裾野を広げにはオススメです。もちろん1日中パウダー三昧なので、上級者も満足できるツアーですね。
