今年4日目の雪山はMTB仲間が遊びに来てくれたので、かぐらスキー場体験ツアーと称して朝から短時間で濃厚なコースを案内連れ回しした。
この日は前日の土曜から下山してない人がいるようで、朝から捜索のヘリコプターがゲレンデの上を飛んで、物々しい雰囲気。
朝のゴンドラでスキー場の人と一緒になったので話を聞くと、1人下山できてないようで、朝から捜索隊が入っているらしい。その影響で週末ではあるけど、今日は五ロマが動かないかもとのこと。
他にも前週に田代の沢に落ちた方がいて、たまたま見つけた方が救出を試みるも沢から引き戻すのは難しく、結局レスキューを呼びに行って3時間かけて救出したとの話を聞いた。
BCブームで駐車場も満杯で人気のかぐらスキー場だが、運営側の苦労も相当なものなんだろうなと改めて思う。
そんな五ロマだが、心配だった遭難者も早々に見つかったようで、予定通り動き出し相変わらずの長蛇の列を作っていた。
今回は8名の大所帯だったので、効率よくゲレンデを案内しつつ、パウダースポットにご案内。
田代落ちのラインのはみなさん興奮気味で、やはりあの広大な雪山の美しさと開放感は刺激的だったようだ。これでまたパウダーにハマる人が増えたかな！？
午後からは、栂池でこもっていたこともあるT氏とBCエリアへ。T氏にはパウダーステーションでBC装備をレンタルしてもらったのだが、午前滑って一旦下山して、あとで借りてもいいかなと思ったけど、週末だったのであっというまに朝一でスノーシューも全部貸出中となり、かぐらのバックカントリーを実感！
BCエリアでは、週末の昼からなので、しっかりしたトレースできており楽をさせてもらった。いいペースで登れたので南面ではなく北面を落とすことに。
ところがポイントにつく頃に、ガスってきてしまい不安定雲な雲行きに。
時間も少し遅くなってきていたこともありドキドキしたが、しばらくして雲が抜けたところで、ドロップ。
底づきのないパウダーは最高。今年は、はじめての感覚だ。最高に気持ちがいい。ワタシが乗るBurtonコンアーティストは152cmのショートパウダーボードなので、深雪は少し苦手なのだが、この日はセットバックを多めに入れたので深雪でも気持ちのいいラインが描けた。
カ・イ・カ・ン！ 気分はまさに薬師丸ひろ子のセーラー服と機関銃！（古っ）
エッジを使わず面で雪の上を浮遊する、スノーサーフィンの感覚を堪能。この感覚はホントにやみつきになる。
ところが、清八沢の中頃まで来ると、重雪となり浮遊感も激減。さらに危険な穴も２つほど口をあけており、身を引き締めながら滑り降りる。
こちらの沢からはゲレンデ側に戻るため、スノボは軽くラッセル。これまたキツくて体力を消耗。
今回は7時半から3時半まで、昼飯も食べずにほぼノンストップで滑っていたので、BCエリアから出てかぐらゴンドラに着いた時には、気が抜けて左足がツってしまった。アラフォー・サラリーマンなのに少々無理をしてしまったようで反省。
